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逗子ライブ・インクルーシブ 2025

  • 執筆者の写真: megumatsu009
    megumatsu009
  • 3月26日
  • 読了時間: 2分

逗子ライブ・インクルーシブ 2025終了後、出演者全員で
逗子ライブ・インクルーシブ 2025

3月23日(日曜日)、逗子ライブ・インクルーシブ 2025というイベントに参加させていただきました。

「音楽は、最初からずっと、インクルーシブだ」がテーマのイベントで、今回で2回目だったそうです。

ミュージカルはじめさまざまなシーンでご活躍の石井一孝さん、麻生かほ里さんを中心とした出演者・スタッフは皆さん、すごい熱量で、リハーサルの時から「これは盛り上がらないわけがない」と感じていましたが、実際、昼の部・夜の部ともに本当にノリノリでした。


私はクラシック中心ですので、ふだんあまり味わうことのないライブ感に圧倒されながらも、心から楽しく演奏させていただきました。


ソロでバッハの無伴奏チェロ組曲第一番プレリュードを弾いたあと、コラボでなんと7年ぶりにバンドネオンの小松亮太さん、奥様でヴァイオリニストの近藤久美子さんと「リベルタンゴ」で共演させていただき、強烈な体験となりました。


またステージ最後の「いつか見た青い空」は石井さん作曲の美しいバラードで、私のようなゲスト含め全員で演奏するという、これもまたすばらしい体験でした。


発達障害の私は言葉でのコミュニケーションより、音楽を通じたコミュニケーションが得意です。そんな私ですが、自分の方から「音楽はインクルーシブだ」ということは、なかなか言えません。

今回のライブには、脳性まひと闘うポップヴァイオリニストの式町水晶さん、全盲で車椅子のハーモニカ奏者、山下純一さん、同じく視覚障害者ですばらしい歌声を披露してくれたわたなべちひろさんも一緒でしたが、たぶん皆さんも自らインクルーシブを主張することはあまりないのでは、と思います。


今回のイベントは、そういう私たちにトップアーティストの方々が、「何の負い目も遠慮もいらないよ、一緒に楽しもう!」と手を差し伸べてくれたようで、本当に嬉しく、最高の体験でした。

そして私たちの高揚感、幸福感が会場のお客様にも伝わったように思います。


今回のイベントで、インクルーシブとはこういうこと、と腹に落ちた気がします。

関わって下さったすべての方と会場のお客様に心から感謝しています。(文責:松本恵)


逗子ライブ・インクルーシブ 2025チラシ表
逗子ライブ・インクルーシブ 2025



 
 
 

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