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  • 執筆者の写真megumatsu009

ドイツから帰国して

2019年秋、ドイツに留学しました。ケルン音楽舞踊大学で教えていらしたライナー・ツィッパーリンク先生のもとでバロックチェロの奏法を学ぶためです。ツィッパーリンク先生はバロックチェロの巨匠、アンナー・ビルスマの弟子で、演奏家としても教育者としてもすばらしい方です。先生の個人レッスンはその年の春まで半年ほど通った語学学校時代から受けており、本当に楽しみでしたが、同時に大学のマスターコースで友人ができたらアンサンブルを、というのが何より期待していたことでした。

ケルンが誇る世界遺産、世界最大のゴシック様式建築物
ケルン大聖堂 2019年9月

2020年春、COVID19のパンデミックが起こると、ドイツでも大学が閉鎖され、授業はオンラインのみになります。 個人レッスンはZOOMで受けることができましたが、その他の授業は語学力不足ほか色々な理由があって付いていくのが困難でした。もちろんアンサンブルなどできる状況ではありません。

結局、マスターコースを修了することなく2021年12月に帰国。日本で活動の場を広げていくために試行錯誤の日々です。 ドイツでの日々が無駄に終わったのか、といえば決してそんなことはありません。 個人レッスンはZOOM、対面含めて週1回のペースで受けることができました。どれも本当に密度の濃いレッスンで、先生からはもっと喋れるようにならなければダメだといつも注意されていましたが、「よく練習してくるし、時々ビックリするほど良い演奏をする」と評価されたこともあります。 1955年生まれの先生は、2021年の前期をもって大学の教授職を退きました。私は先生に定期的にレッスンしていただけた最後の生徒の一人であることをとても誇りに感じています。 また語学留学も含めて3年近く、ドイツで大きなトラブルなく一人で生活できたことも、まあ何があってもたいていのことは何とかなるものだ、という気持ちの余裕につながっています。


留学前・留学中にお世話になったたくさんの方々、そして今、新しい活動に向け

て力を貸してくれる方々にはどのように感謝の言葉を伝えれば良いのかわかりません。 今はただ、チェロやアンサンブルの魅力を広くお伝えするためにこれからもがんばりますとしか言えませんが、どうぞよろしくお願いいたします。




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