チェロ&バロックチェロ奏者
松本晋
Matsumoto Shin
チェロ奏者、バロックチェロ奏者の松本晋です。
チェリストというとソロでバリバリ弾くイメージをもたれるかもしれませんが、私はアンサンブルを愛するチェリストです。
とくに20歳をすぎた頃から、バロックチェロと呼ばれることが多い古いタイプの楽器を使って、作曲家が生きていた時代の様式で演奏することを学んできました。
ところでバロックチェロといっても、バロック音楽だけに用いられるわけではありません。
どんな音がするの?ふつうのチェロとどう違うの?どうしてわざわざ古いタイプの楽器を使うの?
ご興味をもってくださった方のために、演奏とブログで少しずつ、この楽器の魅力をお伝えしていければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
プロフィール
チェロを堀了介氏に、バロックチェロを鈴木秀美氏とライナー・ツィッパーリンク氏に師事。
12歳で、「すみだトリフォニージュニアオーケストラ」の初代メンバーとしてアンサンブル活動を開始。東京音楽大学、および大学院(科目履修)の在学期間を通じて、オーケストラをはじめとしさまざまな演奏活動で研鑽を積んだ。
同時に、古楽アンサンブルを通じてバロックチェロに出会い、鈴木秀美氏の指導のもと、本格的に修練に励む。その後、世界的に知られるバロックチェロの大家、ライナー・ツィッパーリンク氏を紹介され、同氏の指導を受けるべく、ドイツ・ケルン音楽舞踊大学大学院に留学。帰国後、「チェロとバロックチェロの二刀流奏者」として、さらに活動の幅を広げている。
世界的バンドネオン奏者、小松亮太氏の「小松亮太ユニット」「小松亮太オルケスタ・ティピカ」のチェロ奏者としてもたびたび起用され、「題名のない音楽会」にも出演。またアストル・ピアソラの元夫人でアルゼンチンの国民的歌手であるアメリータ・バルタールと共演するなど、クラシックの枠を超えて活動を積んでいる。